本日、強行「採決」に抗議する声明を発表
特定秘密保護法案の参議院強行「採決」に抗議する
2013年12月6日
政府・与党は12月5日、参議院特別委員会で特定秘密保護法案を強行採決した。
国民の知る権利、言論表現の自由が損なわれるとして、全国的に反対運動が展開され、連日国会周辺には反対のデモが渦巻いた。にもかかわらず政府与党は、3日、さいたま市での公聴会を突然開いてアリバイづくりを行い、5日、委員会で強行「採決」をした。数を頼りにした民主主義への暴挙である。
石破自民党幹事長が、抗議デモはテロであると発言したが、政府・与党の基本的人権感覚の欠如を示すのみならず、こうした意識の下、秘密指定が際限なく広がっていくことを意味している。このような暗黒社会を作ってはならない。
出版協はこの法案に断固反対するものである。
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政府・与党は12月5日、参議院特別委員会で特定秘密保護法案を強行採決した。
国民の知る権利、言論表現の自由が損なわれるとして、全国的に反対運動が展開され、連日国会周辺には反対のデモが渦巻いた。にもかかわらず政府与党は、3日、さいたま市での公聴会を突然開いてアリバイづくりを行い、5日、委員会で強行「採決」をした。数を頼りにした民主主義への暴挙である。
石破自民党幹事長が、抗議デモはテロであると発言したが、政府・与党の基本的人権感覚の欠如を示すのみならず、こうした意識の下、秘密指定が際限なく広がっていくことを意味している。このような暗黒社会を作ってはならない。
出版協はこの法案に断固反対するものである。
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